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鎖に繋がれた象の話 植え付けられた固定概念が自由を奪う

鎖に繋がれた象の話 植え付けられた固定概念が自由を奪う
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鎖に繋がれた象の話

どもっ、きくしです^^

今回は「鎖につながれた象」という話を紹介したいと思います。

これは「ホルヘ・ブカイ」という人が書いた寓話で、まさに人生の教訓になるような内容となっています。

自分も「なるほど」と思わされたので、何かの「キッカケ」になれば幸いです。

内容を要約すると…

毎年お祭りの時期にやってくるサーカスを楽しみにしている少年。

少年は数ある演目の中でも、大きな体で華麗に曲芸をこなし、可愛らしい表情で長い鼻を起用に使う象の芸が最も好きでした。

大きな象の芸に大満足な少年。

その巨体に自由さを感じ、堂々たる姿に感動さえ覚えました。

しかし、芸が終わった舞台裏での像は、小さな杭に細い鎖で繋がれ、どこか寂しそう…。

少年は思いました。

「あの大きな体なら、あんな細い鎖なんて簡単に外せるはずだ」と。

それでも像は鎖を外そうとも、そこから逃げようともしません。

サーカスで飼いならされてる像は、小さな時から鎖に繋がれています。

小象の時は鎖を外そうともがきますが、その小さな力では無理でした。

来る日も来る日も鎖を外そうと試みますが、その小さな力では鎖が外れることはありません。

そして、ある日から二度と逃げようとしなくなるのです。

「この足に付いた鎖は外れない、ここからは絶対に逃げられない」

この考えは大人になっても変わることはなく、その力を持ってすれば簡単に引きちぎれる鎖さえも、象にとっては一生の足枷になったわけです。

固定概念が潰す可能性

知らず知らずのうちに植え付けられた固定概念というのは誰にでもあるものだと思います。

特に人間は頭の良い生き物なので、過去の経験や様々な情報から学び、自らの身を守ろうとします。

これは本能です。

ただ、鎖に繋がれた象と同じように、正しいと思っている固定概念が、実は的外れなことって少なくないです。

象が感じた「この足に付いた鎖は外れない、ここからは絶対に逃げられない」という感情は「自分には出来ない」とか「自分には無理だ」と勝手に思い込む、弱い人間の心理と非常によく似てると思います。

自分の想像で作り上げた「足枷」。

その「足枷」を外せるのは自分だけです。

こうした「固定概念」や「足枷」を外すことで、見えてくる景色は大きく変わってきます。

思考を変えるというのは簡単なことではないけど、簡単ではないことをしなければ人生は変えられません。

もし今の人生に不満があるのなら、今までの固定概念を捨て、今ついてある足枷を外すべきなのかもしれませんね。

20170918 kikushi. 82.


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