【71.覚悟】雪の中に立ち続ける少年~温もりを与えるに必要だったリスク~
覚悟(かくご)
・悪い事態を予測して心の準備をすること。
どもっ、きくしです^^ゞ
今日の出来事。
九州は凄く寒くて雪が降っています。
そんな中、事務所の整備ということで、今日もゴソゴソとやってたんですが…。
事務所といっても住宅街の中にあるので周りは民家ばかり。
作業をしながら隣の家の方を見ると、ランドセルを背負った少年が立っていました。
特に気にすることなく作業を続けてたんですが、その場所から動かない少年。
ちょうど雪が強くなり吹雪いてきて、さすがに変だと思って声をかけたら「鍵を忘れて中に入れない」とのこと。
見過ごすことが出来ずに事務所の中に入るように言ったんですが、少年はどうして良いのか分からない様子でした。
後で聞いたんですが、少年は小学2年生。
知らない人に付いていってはいけないと口が酸っぱくなるまで言われてるんだろうし、ましてや知らない人の家に入るなんて本当はダメなことなんだと思います。
ただ、状況が状況なだけに自分も「だったら外で待ってな」とも言えず…。
少し話をして事務所に招くことに。
ちょうど外出してた仲間に電話をして、暖かい缶コーンスープを買ってきて渡すと美味しそうに飲んでました。
結果的には、少年の母親が返ってきて事情を話すと「ありがとうございました」と言われ、事なきを得たんですが…
こういう問題ってホント難しいですよね^^;
もしかしたら”誘拐犯”のような扱いを受けてた可能性も0じゃないんだろうし、コーンスープにしても「変なモノを飲まさないで下さい」的なことを言われるかもしれないなと…。
前に聞いた話だと、酔っ払って路上に寝てる女性を介抱したらセクハラで訴えられたとか…。
善意で取った行動も相手はどう捉えるのかは分かりませんからね。
こういう時に大事なのは、まさに”悪い事態を予測して心の準備をすること”だと思います。
今回の自分も、もし親御さんから酷い対応を取られたとしても、自分が非を認めて謝ろうと決めていました。
頭を下げて少年が助かるなら良いかなと。
別に善人なわけではないですが、心機一転な気持ちで使うつもりの事務所の横で少年が凍死…。
しかも自分は見て見ぬふりをしたなんてことになっちゃうと、気持ち良く仕事なんて出来るはずないですから^^;
まぁ、警察に連絡するってのが正解なんでしょうけど、それはそれで親御さんが責任を問われるとかって考えると難しくてね…。
今回は物販の話とまったく関係ありませんが”悪い事態を予測して心の準備をすること”ってのは、何事においても重要なことだと思います。
また、迷ったなら人の為になる方へってのも商人の心得と言えるんじゃないでしょうか?
全てのお客様は神様ですとは言いませんが、やはり人様が商品を買ってくれるおかげで利益を出すことができるわけですから。
確実ではありませんが、日頃の行いがいざという時に自分を助けてくれるのかもしれません。
無理に他人に好かれようとする必要はないと思いますが、嫌われてるよりは好かれてる方が良いですからね^^
ちなみに、テレビも繋がってない状態で遊び道具なんてのも全然なくて、やっとの思いで探し出したのが…
この絵本…。
内容は知らないし本をディスるつもりはありませんが、さすがに少し気味の悪い本を少年に渡す気にはなれず…。
少年は大人しくずっと座って待っていました^^;
20180110 kikushi. 63.
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