電気やガスを止められた時に起こす人間の可笑しな言動と行動
電気やガスのない生活が始まる…
いよいよ、輸出への道が開かれようとしているのである。
どもっ、きくしです(^^ゞ
昨日ツイッターの方で…
当時、心からの笑い話にはできなかったけど、今になって考えると本当に良い経験だったと思う
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
全ての辛さや苦痛がコレに当てはまるわけじゃないけど、時間が解決してくれる問題ってのは多い
結局は「今」幸せであることが重要
こんなつぶやきをしたら反応があったので、その話を。
もう、ずいぶんと前の話ですが、電気とガスを止められた経験があります。
自分がスロット専業として喰っていた時で、喰っていたと言っても勝ちの大半を飲みや遊びに使ってたので金はなし。
当時はモーニングと言って、朝一から仕込みで当りを仕込んでるホールがあったので、千円あれば勝負が出来たんですよ。
有り金の全てを使って飲んで、次の日は友達から千円借りてモーニングを取りに行く。
モーニング取れずorモーニングなしorモーニングが取れてもその後に負け、のどれかだったら、次の日に再挑戦って感じでした。
仲間と数人で共有してた、まったく客の居ないホールだったんですが「モーニングだけ取って換金するのはナシ」とかってルールを作ってたのが懐かしいです。
当然、見事モーニングを掴んで、更にその出玉で勝てた夜は、借りた金を返して有り金で飲みって感じだったんで、金なんて貯まるはずがなかったですw
その頃は、そんな感じでフラフラしてる仲間と3人で同居してたんですが、ある日、そのうちの1人と夕方に家に帰ると、電気がつかない…。
ガスが止められることには慣れてたんですが、電気が止められたのは初。
ちなみに、生活に必要な順序として「ガス→電気→水道」の順に止められにくいそうですねー。
置いといて…そして、初めての電気を止められた夜が始まったんですが…
飛び交う可笑しな発言と言動
とりあえず、一応と言うことで電気の復旧を試みるべく電力会社に電話をしたんですが、時間外で次の日の朝じゃないと無理とのこと。
まったく金がなかったわけじゃなかったので、次の日の朝一に復旧をしてもらう約束を取り付けて、その日は諦めて夜を明かすことに。
すると、どちらが言ったか、まず飛び出た言葉が「とりあえずテレビでも見て時間を潰そうや」。
んで、薄暗い部屋の中でテレビのリモコンをONするも付かず…。
「そうや、電気止まっとんや」。
んで、「ビデオでも見よ」。
んで、「ダメや、電気止まっとんや」。
「音楽でも聞こ…」。
「全部ダメや…」。
「そやっ、本でも読もうや」。
「暗いで読めん…。」。
ホント、こんなやり取りでしたw
家の中で電気がないと出来ないことって、意外と頭と体は知らないんです。
だって、家の中で電気が付かないなんて、今の時代だと経験した人って多くないですから。
在って当たり前のモノが、無い状況の辛さってのを思い知らされましたね。
悪しき経験を踏み台にする強さ
こういう辛い経験ってのは、進んでする必要はないと思います。
ただ、望まなくとも訪れる苦難ってのはあるもので、問題は、どのように自分の中で消化するかじゃないかと。
自分の場合、そういった経験があるから「あの時の辛い経験は繰り返したくない」とか「あんな思いを妻に味わわせるわけにはいかない」という気持ちが湧いてきて、いざという時に頑張れるってのはあると感じています。
目を背けたくなったり、思い出したくもない過去の1つや2つぐらい誰にでもあるのかもしれません。
辛い経験を無理に思い出す必要はないけど、その経験を踏み台にするぐらいの気持ちで乗り越えれば、きっと前よりも強い自分に成れるんじゃないでしょうか?
そういった意味では、やはり自分にとって電気やガスを止められた経験ってのは、良い経験だったんだと思いますね。
最後に余談として…
テレビもビデオも音楽も本も取り上げられた俺達は、明るくなるまで語らい合いました。
真っ暗闇の中で続く会話は、いつもよりも選ぶ言葉が素直だったと思います。
んで、会話に力が入り過ぎて疲れたのか、そのまま寝て、電力会社の復旧訪問に気付かず、起きたら夕方で、電気ナシ生活2日目突入って流れでした^^;
当たり前のように、2日目の会話は、あまり弾みませんでしたねww
その頃の親友2人とは、今でも同志と言い合える関係です^^
20190309 kikushi. 63.
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