Amazonが急な垢バンに前向きな規制緩和か?厳しい規制は誰の為?
米Amazon.comが規約を改定
ダウンタウンの後を継ぐのは千鳥だと思ってる。
どもっ、きくしです(^^ゞ
ちょっとアマゾン関連で前向きと捉えられるニュースが耳に入ってきましたー。
なんでも、米アマゾン・ドットコムが出店業者に対する利用規約を改定したとのこと。
改定の内容は「規約違反での出店業者アカウント停止、または取引を終了する際、その旨を30日前に通知する、加えてその理由を説明する」といった感じ。
今までは、詳しい理由の開示はなされなかったんですよね。
規約に「(当社は)出店業者に通知することで、いつでも取引の終了または一時停止を行うことができる」という条文があり、アマゾンに取引停止の際の説明義務はありませんでした。
ココが我々セラー(出店業者)が垢バンに怯える大きな要因であったのは間違いないです。
となると、やはり今回の利用規約の改定は、前向きな変化と捉えられるのかもしれませんね。
なぜ「垢バン」されるのか?
上記の改定は2019年8月16日から適用されるとされています。
内情は、ドイツの独占禁止法当局が動いたようですが、世界の出店業者に適用されるようです。
考えてみると、Amazonが「垢バン」という措置を取るのは、やはり偽造品の撲滅というのが理由なことが多いんですよ。
出店業者が増えれば、偽造品販売業者も増えてくるってことです。
「地球上で最もお客様を大切にする企業」という企業理念を掲げている以上、お客様からの苦情が増えれば対応せざるを得ない。
ただ、偽造品販売業者って簡単には見抜けない。
となると、苦情の該当商品を出品してるセラー各自に、その真贋を証明させるというのが、アマゾンにとっては都合が良いんだと思います。
当然、その中で実際には模造品を販売していないセラーに罰則を与えるという誤判定も出てくるわけです。
ライバルセラーから嫌がらせの虚偽報告なんてのも十分に考えられますからね。
そういった環境を踏まえると、どうしても我々アマゾンセラーはアマゾンでの販売を安心して継続し続けられるとは思えないんですよね^^;
正義は勝つであってほしいが…
自分はアマゾンに限らず、モノを売る上で「お客様は神様」という精神を持ってやってます。
これは綺麗事ではなく、それが自分の利益になると思っているからです。
そして、アマゾンの「地球上で最もお客様を大切にする企業」という企業理念にも、当然ながら賛同しています。
難しいのは、この誠実な気持ちをアマゾンに伝える事が難しいということ。
優秀なセラーはアマゾンにとっても有益な存在であるはずなので、共に飛躍できるような体制を作っていってほしいですねー。
真面目にやってる人間が損をするってのは、出来れば避けてほしいです。
まぁ、どこまでいっても、利益度外視でセラーを救ってくれるなんてことはないので、個人的には依存し過ぎないように注意しようと思ってますけどね…。
これはアマゾンに限らず、全てのことに言えるかもしれませんが…
20190727 kikushi. 77.
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